円高でも金利上昇の不気味さ

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じわじわ上がり続ける日本の長期金利(日本国債10年物)ですが、本日午後ついに0.1%になりました。通常は円安模様になった時に金利が上昇するものですが、円高にもかかわらず金利上昇となっています。

 

日銀の長期金利の誘導目標は0%で、今のところ0.1%が上限の許容水準と言われてきて、この水準を超えた場合は、日銀の国債買い付けのオペレーションが入るとの予想も多いですが、果たして日銀は動くでしょうか? 

 
どうも日銀はまだ動かず、自然に任せて長期金利上昇を当面許容しそうな気配です、市場は日銀が金利上昇を放置するなら、金利差が縮小していく、という読みで円高に振れ始めているようです。日米首脳会談を前にして為替操作は行いません、というサインを出したのでしょうか?

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