先週末、米国株はまだら模様となりました。NYダウは89ドル高と史上最高値を更新して強さを見せていますが、対照的にナスダック市場は1.8%安の大幅安、特に相場をけん引してきたアップルやフェイスブック、アマゾンなど主力の人気株が大幅安となったことで、市場には警戒感も出ています。
日本株も米国市場の影響を受け、ここまで上げてきた銘柄群が売られ、逆に出遅れていた銘柄群が買われている展開です。
ナスダック市場は大きく下げても、NYダウが史上最高値を取ってくるところが米国市場の底堅さを見せていますが、一方で人気株が反落したことで、投資マインドが若干冷えるのもやむを得ないところです。日本株も出遅れの一環ですから、一段落したら買われてきておかしくないでしょう。