注目されていたトランプ氏の記者会見ですが、大きな波乱なく終わりました。日本では経済政策への言及が期待、懸念されていたわけですが、米国では主にロシアとの関係に関心が高かったようです。
経済関係では特に目立つ発言はありませんでしたが、その中で貿易問題に言及する場面があり、中国、メキシコと共に日本の名前が挙がったことが嫌気されています。その関係で円相場が若干円高模様となり、ドル円相場で114円台突入となってしまいました。これを受けて日経平均は64円安と反落して始まったあと、9時20分現在で220円安となるなど軟調な動きです。しかし、最近の底堅い動きが背景にありますから、これ以上大きく下げることもなく、反発気味になっていくでしょう。