公開日:2017年6月5日
先週勢いよく2万円に乗せた日経平均ですが、今週もその強さが続いているようです。先週末発表になった5月の米雇用統計は13.8万人増と予想を下回ったため、景気の減速が懸念され、米長期金利が低下、それを受けドル安円高となりました。 週明け、日経平均は先週の大幅高の反動があるのでは、と思われましたが、42円安で始まったものの、下げ渋り10時現在で35円安と下げ渋っています。相場は完全に陽転した形であり、日経平均は今後2万円を割れることはないでしょう。
朝倉 慶(あさくらけい)
経済アナリスト
1954年、埼玉県生まれ。1977年、明治大学政治経済学部卒業後、証券会社に勤務するも3年で独立。顧客向けに発行するレポートが、この数年の経済予測をことごとく的中させる。船井幸雄氏が著書のなかで「経済予測の超プロ・K氏」として紹介し、一躍注目される。
2008年に初めて著書を出版し、以降、ベストセラーとなる本を次々と出版。amazonでも高評価を得る。
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