大型連休前の相場展開


こんにちは、西野です。

今年のGWは10連休という長いお休みを迎えることになり楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

ただ株式市場にとっては、その長い休みの間に何が起こるかわからないというリスク回避の売りを警戒して連休前の売りを警戒する見方もあります。

確かに先週末(4/5)の信用取引の買い残高をみると2兆1695億円ということで1862億円も減少し、2年3か月ぶりという低水準になってきています。これをみても個人投資家がGWを警戒してすでに持ち株を減らしてきていることがわかります。

ただその一方で投資部門別売買状況をみると4/1~4/8までの4月第1週は海外投資家が現物株で6,228億円、先物で1,794億円、合計8,022億円の買い越しとなっています。今年に入って現物株に限っては売り越しが続いていましたが10週ぶりの大幅買い越しとなりました。この流れが月内続くことで日本株が堅調に推移していくと見ていたところ、本日(4/15)日経平均は298円高の22,169円となり一挙に年初来高値を更新してきました。日経平均の日足も4日連続の陽線となり22,000円の節を超えてきて先高観が強まる天晴れな展開となりました。

こうなると弱気論は陰を潜め俄然外人買いや売り方の買戻しを期待した強気な見方が増えてきそうです。

それでも私はここからは持ち株が上昇したところは一部利益確定をするなどの対応し現金比率を高めるなどの資産管理をしたいと思います。

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