公開日:2019年8月14日
トランプ政権は中国への制裁関税について一部を9月から12月へ先送りすると発表しました。米国の消費者への悪影響を懸念したものと思われます。トランプ大統領は<クリスマス商戦に配慮した>と述べています。
この決定を受けて米国株は大きく上昇、NYダウは372ドル高となりました。
日本株も追い風です。日経平均は214円高で始まって9時30分現在200円高で推移しています。米中摩擦が収束するわけではありませんが、とりあえず多少緩和したことを好感です。本日は売りの買い戻しで終日堅調でしょう。
朝倉 慶(あさくらけい)
経済アナリスト
1954年、埼玉県生まれ。1977年、明治大学政治経済学部卒業後、証券会社に勤務するも3年で独立。顧客向けに発行するレポートが、この数年の経済予測をことごとく的中させる。船井幸雄氏が著書のなかで「経済予測の超プロ・K氏」として紹介し、一躍注目される。
2008年に初めて著書を出版し、以降、ベストセラーとなる本を次々と出版。amazonでも高評価を得る。
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