ファイナンシャルプランナーとの関わり方

マイホームを建てたい、子どもに大学までいってほしい、老後はのんびり旅行三昧したい、リタイア後にもう一度大学に行きたい・・等々人によって人生の目的、目標は人それぞれ様々です。

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このような、将来の「ライフイベント」の計画を「ライフプラン」といいます。ライフプランは、人生の夢をかなえるための設計図といえるものです。自らが、家族が描いたそのプランではどれだけ資金が必要なのか。老後ではいくら年金がもらえる予定なのか?

 

足りない場合どのようにお金を貯めるか?預金か、投信か、株か、保険か、401Kか、個人年金か。万が一死亡という事実が起きてしまったとき国からはいくら支給されるのか?足りない場合どのように準備するのか?など様々な状況が一人ひとり変わってきます。

 

  このような個別状況に対し、顧客の資産・収入・負債・保険商品・不動産・税金等の幅広い観点から、お金の運用方法、最適な金融商品を検討し、顧客へライフプランを提案します。
つまり、顧客の目標を達成するために生活設計から援助するのがファイナンシャルプランナー(以下FP)の仕事です。 ライフプランが必要なのは、子供がいる家庭だけでなく、独身、子が巣立ったシニアまで実に幅広い層にわたります。

 

 

一人ひとりが思い描く未来を実現するための設計書がライフプランです。 年金、保険、資産運用、税金などプランニングに必要な幅広い知識(金融、税制、不動産、住宅ローン、生命保険、年金制度など)を学び、試験に合格した人のみがFPとして活動できます。顧客の夢や目標に対して、総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法が「ファイナンシャル・プランニング」です。

 
ただし、独立系のFPより圧倒的に多いのが、金融機関や不動産の営業です。 現在ほとんどの金融機関や不動産の営業マンは全員持っているといっても過言ではないでしょう。なので、どうしても自社の商品を販売することを優先することをしてしまう傾向が強いのは仕方がありません。きちんと相談するなら相談だけで生計を立てる独立系FPを探し、相談料を払うか、複数の保険会社や証券会社と乗りあってるFPに相談しましょう。

 
なぜなら運用相談、保険の見直し、自分に合った金融商品など幅広い見地からの商品選択となると数多くの選択肢が必要で、中立な立場からアドバイスをくれるFPが必要だからです。そうでないと自社の商品にこだわった営業マンから妥協して入ることになりかねません。今の時代はメーカー主導ではなく、消費者主導! 最近は独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)が複数の証券会社だけでなく複数の保険会社とも乗りあってアドバイスをするケースも目立ってきましたのでこのような業者、営業マンと付き合うのがいいかもしれません。

 
FPにはどういったタイミングで相談したらいいのでしょうか?
多いのは家族構成の変化や住環境の変化、つまり結婚・出産、引越し、住宅購入後・あるいは住宅購入前などによるライフプランの変化による相談。つまり、今後必要になる金額はいくらでどうなるかがはっきり知りたい場合ですね。あるいは今後の資金の積み立て方。どうやって積み立てるか、積み立て期間が長いほど運用手段によって大きな金額の差が出てくる可能性があります。まとまった資金があるかたも中立な立場から聞きたいですよね。

 

※本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する金融商品仲介業者としての意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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